研究員からのメッセージ

ご挨拶

これまで、弊社では、生産者のみなさんに、培地、菌床等幅広い資材を提供してきましたが、国内では円安による物価高と人口減少の流れがきのこ産業に大きな影響を与え、きのこ生産の経営環境はより厳しい状況にあります。

一方で、グローバル的な観点では、持続可能な食料供給と健康志向の高まり、国内とは反対に経済発展が著しい地域もあり、新たな時代に対応すべく、"OGC Mush Labo"を新設いたしました。弊社では本実験室を活用し、きのこを効率的に生産できる技術と支援、さらに生産者の皆様のニーズに対応した有機栽培を提供すべく研究開発に努めてまいります。。

個人的にはこれまで健康機能性を有しかつ胞子飛散による環境負荷を低減した特徴を持ったタモギタケの新品種開発を手掛けてまいりました。

この経験を活かし、皆さまに信頼される商品開発を目指し、挑戦を続けてまいりますので、引き続きご支援とご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

米山彰造主任研究員

米山 彰造

主任研究員 Ph.D.

きのこ栽培技術の専門家として、微生物機能の研究と新品種開発に従事。持続可能な農業技術の発展に貢献し、生産者の皆様に信頼される品質の向上を目指しています。