きのこ栽培で特に大切なのが、適切な環境づくりです。高品質なきのこをたくさん収穫するには、温度や湿度などの栽培環境をしっかり管理することが重要になります。私たちは、この環境づくりをサポートするため、**「リサイクル培地」**の研究を重ねてきました。廃培地を再利用するこの培地は、品質・収量ともに優れた実績を上げています。
弊社では、この独自の技術を活かしたきのこ培地を取り扱っております。詳細にご興味をお持ちいただけましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
弊社が取り扱うきのこ培地
コーンコブ
トウモロコシの芯を粉砕したもの。おがくずの代替として利用され、保水性や通気性に優れる。
綿実皮
綿の種の外皮部分で、綿実油工場から出る副産物。通気性確保など物性調整と栄養剤の役割を果たす。
豆皮
大豆油工場などで大豆から皮をむく際に出る副産物。きのこの栄養源として利用される。
粉ビート
砂糖大根(甜菜)から砂糖を抽出した後の乾燥物。水分を含むと膨らみ、培地の物性調整や栄養剤として使われる。
赤マイロ
ソルガム(タカキビ)の実を粉砕したもの。栄養価が高く、エノキタケなどの栄養材として利用される。
乾燥おから
豆腐の製造過程で出るおからを乾燥させたもの。栄養価と保水性に優れ、培地の物性改善にも有効
一般ふすま
小麦を製粉する際に出る外皮の部分。きのこの栄養となる炭素源や、培地の物性調整に使われる。
特ふすま
一般ふすまより胚乳部分を多く含み、栄養価が高いふすま。きのこの栄養成長に利用される。
米ぬか
玄米を精米する際に出る外皮や胚の粉末。窒素分などの栄養が豊富で、きのこの栄養剤として広く使われる。
かき殻
カキの殻を粉砕したもの。主成分は炭酸カルシウムで、培地のpH調整剤として利用される。
タルカン
石灰石を粉砕したものなど。培地のpHを調整し、きのこの生育を安定させる目的で使われる。
ビール粕
ビール製造時に出る麦芽などの搾りかす。アミノ酸などを豊富に含み、きのこの栄養源として利用される。